着物de海外 

KIMONO de OVERSEA 着物で外国を旅しています。

内モンゴル乗馬ツアーに着物で参加。フフホトで現地学生と交流し、博物館でなぜか迷子扱いされる。

七畳しかない部屋でエアコンのリモコンを無くし、あっちこっち引っ掻き回していたら正月に貰った年賀状が出てきました。今年は未年ですが、1991年生まれの私は干支女です。去年は午年…ということで、本日は馬に乗りにいった時の「着物de海外」を。

大学2年の時、構内に貼ってあったポスターに惹かれ、3回目の海外旅行で内モンゴル乗馬ツアーなるものに参加しました。

このツアーでは大阪から船で上海まで行き、そこから馬や列車を乗り継いで草原の都市フフホト、最終的に北京までを旅をします。

(着物を着られる程度の、というだけではなく体力とや根性的な意味で)優雅な旅を好む私としてはかなり勇気の要る決断でしたが、「だって夏だもん!」という謎のノリで参加を決断。

もちろん、最低限の鞍しか用意されないモンゴル乗馬に着物で行くなんて非常識なことはしません。馬に蹴られて死にたくないし。

私が着物(正確には浴衣)を着たのはフフホトで観光地を巡る日。ツアー参加者の皆さんは、こういう旅を選んでいるだけあって、面白がってくれました。ちなみにこの旅で出会った人たちとは、いまだによく集まります。

まずは、フフホトの大学に通う現地学生と交流ランチ。着ていた着物を紹介すると、「帯を結ぶのが大変そうね」と言われました。最近では作り帯なるものがあり、簡単に着られるようになった…というのを英語か中国語、またはモンゴル語で言えれば良かったのですが力足らず。

「ほんものの着物を見るのは初めて」という学生がほとんどで、それでこそ着てきたかいがあるというものです。

次に訪れたのは内モンゴル博物館内モンゴルの歴史や文化を紹介している、規模の大きい博物館です。伝統衣装も展示してあり、着てみたいなあと思ってしまいました。やっぱりどの国の伝統衣装も作りが凝ってて素敵。

夢中になっているうちに、同じツアーの人とははぐれてしまったので、お気に入りの市松模様の浴衣でひとりふらふらと観光。集合時間までかなり時間があり、同じ階を何往復もしてしまいました。ちょっと疲れたので、映像形式の展示の前で突っ立ってるとふいに声をかけられました。

「観光?どこから来たの?」

自分と同じくらいの年の男の子2人組。1人は英語が苦手らしく、隣の子が訳して伝えてくれます。

「日本からよ」

「一緒に写真とって欲しいんだけど、OK?」

「もちろん!」

f:id:KIMONOdeKAIGAI:20150224083109p:plain

彼らは地元の学生だそうで、色々と展示物の解説をしてくれました。お互い拙い英語でしたが、携帯電話の翻訳アプリなどを使えば意外と通じるもの。そんなこんなで30分くらい経過。そろそろツアーの人たちと合流する時間かな…と思いつつ時計を見ると、彼らがなぜか申し訳なさそうな顔をしています。

「僕たちはもう行かなくちゃ行けないけど、集合場所分かる?ごめんね、最後まで一緒に居てあげられなくて…」

どうやら何度も同じ所を往復している姿を見られていたらしく、道に迷ってる子だと思われていたようです。恥ずかしくなったので「大丈夫、ありがとう!」と返し、意味も無く女子トイレに逃げ込んでしまいました。うーん、挙動不審だったってことですね…

もちろんその後、ちゃんと仲間たちとは合流できました。

 

話はそれますが、モンゴル乗馬ツアーは機会があったら行くべき場所です。色々な旅行会社やNPOが主催しているツアーがありますが、馬に乗れるコースは楽しめる事間違い無し。360°見渡す限り地平線という世界を、馬に乗って走りきる快感。体力がある若いうちに行くことをオススメします。

f:id:KIMONOdeKAIGAI:20150224083126j:plain

過去の記事はこちら。

ドアラグクイーンとハグという奇跡的な一枚▼ 

極寒のウィーンでお着物▼

はじめての2ショットは大道芸人

 Writting by Mitsune