着物de海外 

KIMONO de OVERSEA 着物で外国を旅しています。

マルタで甚平 ~EF Maltaで、フランスとトルコのルームメイトに和服を紹介したい!~

大学生の時、マルタに短期留学に行きました。

マルタはシチリアの南にある小さな島で、よくイタリアの一部と間違われるけれど独立した共和国です。ヨーロッパではバカンスを過ごすリゾート地としてメジャーです。

イギリス連邦の加盟国のマルタでは英語が公用語のひとつ。日本人留学生も少なくて英語学習にはうってつけと聞いて、語学学校の「EFマルタ」に留学することにしました。(マルタ語学留学|EFの語学留学)

 

学校の近くの学生寮は3人部屋。フランスのキャヒンちゃんと、トルコのブッケちゃんとルームメイトになりました。(ちなみに、寮以外ではホームステイもできます!)

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この時、パジャマとして持っていったのが花柄の甚平。

日本の和服の文化を紹介できるといいなと思って持参しました。

 

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私「これ、甚平っていうの」

キャヒン「へえ。かわいいね」

私「着物の一種みたいなもので、部屋着として着るんだよ」

キャヒン「そうなんだ」

私「うん」

あまり、盛り上がらず!笑

このときはまだ、外国人の友達を作るのがはじめてで、英語もそれほど堪能でも無くて、いまいち伝えることができませんでした。

本当は甚平や着物の事をもっと話したかったのに、一度終わった会話をもう一度蒸し返すのも照れくさく、もう甚平の存在が日の目を浴びることはありませんでした…。

ブッケちゃんに至っては何の説明もしなかったから、「前が重ね合わせてる変わったパジャマだな」くらいに思われていた可能性が濃厚。笑

せっかくキャッチーな甚平を持っていったのに、とりたててこの話題で交流が生まれなかったのが地味に心残りで、「もっと日本のことを話したり、相手の国の文化を知れる会話をしたい」という気持ちが芽生えました。

 

あれから数年、着物を楽しむようになった今、「外国の人に着物について知って欲しいな」と思うのは、あのときの心残りが原点なのかもしれません。

いつかまたマルタの友達と会える日が来たら、着物を着てちょっと良いレストランで食事が出来たらいいな、なんて思っています。

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マルタの友人たちと、最後の夜のフェアウェル・パーティにて